「第九」(だいく)の愛称で親しまれている、ベートーベンの「交響曲第九番ニ短調」。日本では、年の瀬にこの曲を演奏するのが恒例となっているが、これは、楽団員が越年資金を得るために、年末に演奏会を催したのが始まりだったとか。今回は、クラシック音楽を語り合うグループ「クラシック倶楽部〜メーリングリスト」の管理人である、ゆうさんにお話をうかがった。
「クラシック倶楽部〜メーリングリスト」を立ち上げたのは、クラシックの名曲やおすすめのCDを紹介するホームページがきっかけ。サイトには、掲示板を設けていたが、いろいろな人たちと、もっと自由にクラシック音楽の感想を語り合いたいと感じ、Yahoo!グループでメーリングリストを開設した。
参加メンバーは、12月16日現在で238名にのぼる。主に、ホームページ上に掲載した募集告知でメンバーを募ったという。年齢層は幅広く、なかには海外在住のメンバーもいるとのこと。
グループへの投稿では、好きな曲やCDの紹介、コンサートの感想などが自由に発言されている。「だれでも自由に会話できるコミュニティーを心がけています」と語るゆうさん。当初のコンセプトどおり、投稿には特に決まりごとを設けていないとのこと。
こうした自由な雰囲気を保つ運営の秘けつについては、「特に心がけていることはありません」と控えめなゆうさん。聞くと、特に自らを管理者と名のっていないとのこと。さらに、「私が管理者だということを知らないメンバーも多いと思います」と語る。メーリングリストは、参加しているメンバー皆が主役であり、自分もメンバーと同じ立場でいることを心がけているそうだ。
また、自らは決して口にしないが、ゆうさんの投稿を読むと、メンバーに対し、丁寧な返信を心がけているのがわかる。自分が仕切り役として前面に出ずに、あえて裏方に徹することが、グループをうまく育てるコツかもしれない。
「クラシック音楽の聞き方は十人十色。メーリングリストなら、たくさんの人の意見を聞けるので、いつも新しい発見がありますよ」と語るゆうさん。これからも、クラシック音楽談義に花を咲かせてほしい。
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