海岸や浜辺に落ちている物を拾い集めて楽しむ「ビーチコーミング」をご存じだろうか? 貝殻を収集したり、流木などを使って美術作品を作ったり、楽しみ方は十人十色。今回は、ビーチコーミングを楽しむグループ「漂着物学会」を管理する松本さんにお話を伺った。
Yahoo!グループでメーリングリストを立ち上げたのは、「ビーチコーミング」を紹介するホームページ「漂着物学会」がきっかけ。全国に散らばる「ビーチコーマー」と、密な情報交換を行いたいと考えたからだ。
グループメンバーは8名からスタートしたが、しだいに増え、現在では275名にのぼる。「メンバーは、全国のビーチコーマーをはじめ、博物館や海洋研究所の関係者、自然保護活動に参加している人、芸術家など多種多様」と松本さん。「漂着物学会」では、定期的に開催される報告会「漂着物学会大会」を開催したり、会報誌を年に数回発行したり、精力的な活動を行っている。
メーリングリストでは、海岸で拾った漂着物の話題が多い。「モダマ」という大型のマメ科の植物など、珍しい物や意外な物を発見したときは、大いに盛り上がるそうだ。また、「フォトアルバム」で漂着物の写真を公開したり、「ブリーフケース」に資料などを置いたり、「カレンダー」を使って会合を告知したり、Yahoo!グループの機能も積極的に利用している。
松本さんがグループの運営で最も気をつけている点は、メンバーの発言に対するフォローだという。投稿には特に決まりを設けていないため、ときには議論がヒートアップすることがある。その場合は、管理人が間に入り、コメントしたり、フォローしたりすることで、収拾をはかるそうだ。「管理人を4名にして、
投稿をチェックする体制にしている」と松本さん。
「ビーチコーミングは、ウオーキング、観察、宝探しなどの要素がミックスされた、スポーティーでアカデミックな趣味です」と語る松本さん。これからも、ビーチコーミングを楽しんでほしい。
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