中学生の主人公が囲碁のプロ棋士を目指す漫画「ヒカルの碁」が火付け役となり、小中学生の間では囲碁がブームとなっている。今回は、子どもに囲碁の楽しさを伝えるグループ「囲碁ルーキー」の管理人、藤崎さんにお話を伺った。
「囲碁ルーキー」が誕生したのは、子どもに囲碁の打ち方を教えるサイト「囲碁きっず!」がきっかけ。碁歴28年、囲碁七段の藤崎さんが、子どもたちの棋力向上のための講座や質疑応答を行うため、メーリングリストを立ち上げた。
グループメンバーは「囲碁きっず!」で募り、約250名にのぼる。現在、メーリングリストは、主に「Q位認定」に使われている。「Q位」とは、「囲碁きっず!」で用いられている段位のこと。Q位に準じたハンディキャップをつけて、メーリングリスト上で認定員と対局し、勝てば合格となる。
具体的には、「●」や「○」などの記号を用いて碁盤を作り、投稿にはり付けて、一手ずつ進めてメールで送り合う。「現在は、3名のQ位認定員がおり、これまでに、100名以上の子どもたちが認定を受けています」と藤崎さん。最近では、子どもを通じて、囲碁に興味を持った保護者も多く参加しているという。
メーリングリストの運営で気をつけている点は、子どもへの配慮。「データベース」や「投票」、「フォトアルバム」などの機能は、うまく使えない子もいるため、今のところは使用していない。さらに、ウイルスの流布を防ぐために、投稿には添付ファイルを受け付けないように設定している。また、Q位認定時には、碁盤に加えて、言葉を添えたりして配慮しているという。
「囲碁は老若男女問わず、誰でも楽しめるゲーム。日本が世界に誇れる文化のひとつです」と語る藤崎さん。これからも、たくさんの子どもたちに囲碁の楽しさを伝えてほしい。
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