今年の夏は、最高気温記録を更新する地域などもあり、暑い毎日が続いている。この時期は夕立ちや台風など雨が多いため、天気予報を利用する機会が多い。今回は、気象予報士やそれを目指す方々で構成されるグループ「お天気koalaの予報士倶楽部」を運営するkoalaさんにお話を伺った。
大学で気象学を専攻していたkoalaさん。卒業後、気象予報士の資格を取得した。この資格は、気象庁から提供されるデータを判断して、的確に予報を行える、いわば気象のスペシャリストを認定するもの。koalaさんは、気象資料を閲覧できるホームページを自ら立ち上げ、気象の知識の普及に取り組んだ。さらに、「気象予報士は、情報交換できる場が少なく、地域間で情報に格差がある」と感じたkoalaさんは、もっと有益な情報を提供しようと、Yahoo!グループでメーリングリストを立ち上げた。
「お天気koalaの予報士倶楽部」の活動は、現職の気象予報士が、それを目指す人々へアドバイスをしたり、情報を提供したりするのがメイン。また、日本各所の天気や台風などの気象情報については、日々投稿されているそうだ。さらに、週末には、メンバー間で各地の天気を予報し合う「予報合戦」なども繰り広げられているという。
気象予報の検討には、天気図などの各種図表やデータの交換が必須とのこと。そのため、「お天気koalaの予報士倶楽部」では、Yahoo!グループの機能を積極的に使っている。例えば「共有フォルダ」では、意見交換の際に天気図をアップロードしたり、「予定表」では「予報合戦」の定期告知に利用したりしているという。また、「日々、刻々と変化する気象において、チャットは、リアルタイムに情報交換できるツールとして、大変有効」とkoalaさんは語る。
現在、320名にのぼるメンバーは、気象予報士をはじめ、それを目指す受験生、一般の気象ファンなど、幅広い構成になっている。「メーリングリストでのたくさんの方々の投稿から、個々の気象についてさまざまな見解があることを学んだ」と語るkoalaさん。メーリングリストは、お互いの知識の不足を補い、研さんを積む場として、大いに役立つと述べている。
「天気予報は、自然現象を理解するためのシミュレーション。だからこそ、コンピュータの計算結果からどれだけ多くの情報を読み取れるか、という人間の役割が非常に大きい」と語るkoalaさん。これからもたくさんの有益な情報を提供して、多くの気象予報士を育成してほしい。
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