| グループメニュー |
| |
メインページ
|
|
 |
掲示板
|
|
|   |
|   |
|   | グループメンバー専用 |   |
| |
ブリーフケース
|
|
| |
フォトアルバム
|
|
| |
ブックマーク
|
|
| |
データベース
|
|
| |
投票
|
|
| |
カレンダー
|
|
|
|
 |
 |
投稿者: Schu Sugawara <schu@i...> Date: 2003年10月1日(水) 午後0時47分
タイトル: TUP速報181号 03年10月1日 イスラエル軍の反戦の動き
|
|
イスラエル空軍のなかから民間人を巻き込む空爆を拒否する動きが出ていることが
、24日のニューヨークタイムズ記事を皮切りに、報道されており、日本でも取り上
げられるようになりました。
空軍飛行士は、イスラエルでは尊敬される身分です。今回の行動は、かなり
長期にわたって機会を窺ってきた末にとられたものだと、イスラエルの進歩的な新聞
「ハ・アレツ」は伝えています。イスラエルの人達にとって「テロリストをかくまう
のだから仕方がない」パレスチナ民間人空爆ですが、矛盾を感じる人が軍にも少なく
なく、今回の27人は、そうした軍内部の声がいよいよ表面化したものといえそうで
す。
以下、とりあえず、ごく早い時期に出た記事を抱き合わせで紹介します。
なおこの件に関してイスラエルの反戦団体グッシュ・シャロームが支援のため、29
日にテルアヴィヴの国防相前で徹夜集会を行いました。
www.gush-shalom.org
(TUPメンバー 萩谷 良)
------------------------------------------------------------
イスラエル空軍予備役飛行士27名、パレスチナ民間人爆撃を拒否
9/24 グレッグ・マイア (ニューヨークタイムズ)
------------------------------------------------------------
イスラエル空軍の飛行士27名が、ヨルダン川西岸とガザ地区のパレスチナ人居住地
に対する「違法かつ反道徳的な」爆撃には参加しないとの署名入り要請状を空軍当局
に提出した。
「私たちは民間人に対する攻撃に参加することを拒否する、罪もない民間人の殺傷を
続けることを拒否する」と、空軍司令官ダン・ハルツ少将に宛てた書簡は述べている。
今回の空軍飛行士の要請は、数百人の予備役軍人が、 ヨルダン川西岸やガザ地区で
の軍務にはつかないと誓約したの署名入り書簡を出したのと、軌を一にしている。空
軍は、要請状に署名した飛行士は、最近数年間は軍務に就いていないと言っている。
イスラエルでは、パレスチナ人居住地区への空爆は「目標限定射殺」と言われ、シャロ
ン政権が、これは民間人の後ろに隠れるテロリストを攻撃するいちばん効果的な方法だ
と言っているので、国民に広く支持されている。
イスラエルのメディアによると、署名者の一人は、1981年のイラクのオシラク原
子炉の爆撃に加わったことのある、イフタハ・スペクター予備役准将だという。
ハルツ少将は、軍人は政治的行動は許されないし、任務や戦争を選ぶこともできない
、「我々はテロリスト狩りを続ける。民間人を傷つける意図はない」と、テレビでの
インタビューで述べた。
http://www.nytimes.com/2003/09/25/international/middleeast/25MIDE.html?ex=
1065067200&en=b386bfa405dd3310&ei=5062&partner
----------------------------------------------------------------------------
イスラエル空軍飛行士たち暗殺フライトを拒否
9/25 コヌル・アーカート (ザ・ガーディアン)
-----------------------------------------------------
パレスチナのいわゆる過激派、ハマス、イスラム・ジハード、アル・アクサ殉教者旅
団の活動家を殺すため、民間人居住地を攻撃するというイスラエル政府の政策に、イ
スラエル軍の内部から、反対の声をあげた人達がいる。
27人の空軍飛行士が、ヨルダン川西岸とガザ地区での任務を拒否する書簡を空軍司
令官に送ったのだ。「復員および現役の飛行士からなる私たちは・・・イスラエルが
この地域で行っている種類の、違法かつ道徳に背く攻撃の遂行に反対します」と、書
簡は述べている。
「私たちはイスラエルを愛するよう教育された者として、民間人の密集する地区への
空襲に参加することを拒否します。私たちは、無辜の市民に危害を加え続けることを
拒否するのです」
27人のうち何人が現役かは不明だが、予備役の飛行士が召集されることは、つねに
見られることだ。
ある陸軍スポークスマンは、特定部局の兵員数などこれまで問題になったことがない
、と言いつつ、27人など「大海中の一滴」だと言った。
モイシェ・ヤアロン陸軍参謀長は、飛行士らは今回の「違法」な「禁止された」発言
により処罰されるのではないかと述べた。
8月19日以来、イスラエル空軍はハマスのメンバー12人を殺し、その際、非戦闘
員4人を殺している。過去2年で、イスラエルの「標的を限定した暗殺」は、ガザの
人口密集地区で重量1トンもの爆弾を使用して、非戦闘員数十名の命を奪っている。
http://www.guardian.co.uk/international/story/0,3604,1049266,00.html
-----------------------------------------------------------
空爆を拒否するイスラエル人たち
カリン・ローブ(AP)
9月25日 ザ・ガーディアン掲載
----------------------------------------------------------
27人の空軍パイロットの出撃拒否宣言は非難を浴びているが、この前例のない抗議は
、「テロリストに標的を限定した爆撃」の倫理性について、ホットな論争を巻き起こ
している。
27人は、イスラエル国内では、その能力と勇気こそ、この国の生存にとって鍵とな
るものと見られ、その見解は、尊重を受け、かなりの重みを持っている。
最近数年にヨルダン川西岸とガザ地区での任務を拒否したイスラエル兵士は数百人に
のぼり、先週末にテルアヴィヴで見られたような、これらの地区の占領を終了するこ
とを求めるデモも度々行われてきたが、イスラエル人の多数派は、軍の行動を、テロ
を押さえるために必要だとして支持してきたので、反戦運動が大規模になることもな
かった。
今回の任務拒否は、軍人の抗議はどこまで許されるかという問題を提起した。空軍司
令官ダン・ハルツ少将は、27人は処罰 される(投獄もありうる)だろう、彼らは
本当に道徳的問題に取り組むのでなく政治をもてあそんでいるのだと語った。
27人のなかには、その指導的存在として、1981年のイラク原子炉の空爆に参加
するなど輝かしい戦歴を誇る退役飛行士イフタ・スペクター准将が加わっている。
また、9人は現役である。
要請状のなかで飛行士たちは、パレスチナの人口密集地区への空爆を「違法かつ反道
徳的」と非難し、また、ヨルダン川西岸とガザ地区を占領し続けることは、イスラエ
ル社会を腐敗させると批判している。
過去3年間にイスラエル空軍がこれらの地域で、警察の施設や武器工場を標的として
行った空爆は数百回におよぶ。
なかでも、ヘリや戦闘機からパレスチナ闘士のクルマや家めがけてロケットや爆弾を
打ち込んだ作戦はとくに議論を呼んだ。
このかん、軍がねらったパレスチナ闘士は140人が死んだが、巻き添えになって死
んだ一般人も100人におよぶ。
2000年9月から、数百人の民間人を犠牲にしてきたパレスチナの自爆攻撃作戦に
おびえるイスラエル人は、ヘブライ語で「根絶」と呼ばれる標的限定攻撃をふ
くめ強行策を支持している。
任務を拒否したパイロットたちは、25日の新聞、ラジオのトークショーでさんざん
な
攻撃を受けた。彼らはよほど未熟で単純なのでなければ、何か政治的な裏があるのだ
ろう
という意見もあった。
シャロン首相は、飛行士たちの抗議を「重大問題」とし、即座に処理するつもりだと
語ったと伝えられている。60年代に空軍司令官だったエゼル・ヴァイツマン元大統
領は、飛行士の言動こそ反道徳的であり、理想家ぶって人を見下していると非難した
。
ベテランのジャーナリスト、ダン・マルガリトは「マアリヴ」紙の第1面のコラムで
、飛行士たちを、空軍飛行士という高い地位を悪用したと批判した。
「彼らの言う通りにすれば、ハマスの指導者アハメッド・ヤシンらは、なんの妨げも
なくイスラエルのバスを襲撃し、次のユダヤ人の子どもを殺すだろう」と、8月の2
3人の犠牲者を出した事件にふれて、同コラムは書いた。
この報復としてイスラエルは、目標限定攻撃により、ガザ地区に12回の空爆を行い
、ハマスのメンバー13人、巻き添えの市民6人を殺したが、ヤシン師らは逃がして
いる。
空軍の飛行士が軍の政策に対して公然と叛旗を翻したのは、今回がはじめてである。
1982年のレバノンの都市と難民キャンプに対する空襲のときも、一部の飛行士が
懸念を唱えたが、公にはされなかった。
ハルツ司令官は、任務拒否は軍のなかのほんの一部だとして、軽く見ているというが
、何度繰り返してもテロ抑止効果のあがらない軍事行動に、不安や疑問をもつ軍人は
増えており、今回の抗議が軍に広まる可能性があると指摘するむきもある。
日刊紙「イエディオト・アハロノト」の軍事評論家アレックス・フィッシャーマンは
、「彼らは、わが国でも最良の人々である。彼らから飛行士の地位を奪って、どこか
に閉じ込めることはできても、彼らが提起した問題を無視することはできない」と書
いた。
空軍予備役大佐のウリ・ドロミも「たとえば入植者たちを家から立ち退かせることで
もあったら、陸軍か空軍の軍人のなかで、そんな命令には従わないという者が、やは
り出てくるだろう」
同紙によると、アパッチ・ヘリによる空襲のときも、たくさんの飛行士が部隊の指揮
官のもとに懸念を伝えに行ったという。任務の正当性に自信が持てない者、間違った
情報を与えられて無辜の市民を殺すことを恐れる者などである。
今回、任務を拒否した飛行士には、25日の時点で、連絡が取れなかったが、退役航
空士ゼーヴ・ローテム中佐は、彼らを代弁して、最近空軍の軍規が変わってきたのだ
と語る。
「今では、女性や子どもも含めた民間人がいる場所に、それと知っていて襲撃をかけ
ている。彼らを殺す可能性が非常に高い」。今回の抗議は「軍、政府、イスラエル市
民に、この国を占領している狂った悪循環を止めさせるための、いちかばちかの試み
なのだ」
昨年、1トンの爆弾で、ハマスの軍事リーダー、サラ・シェハデを襲撃し、シェハデ
と側近1名のほか、子ども9人を含む14人の民間人を殺した事件が、ひとつの大き
なきっかけになっている。
ハルツはそのとき、この爆撃は道徳的に正しいと言ったのである。
(翻訳・編集 萩谷良/TUP)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
TUP速報
菅原 秀 Schu Sugawara
電子メール: TUP-Bulletin-owner@e...
TUP速報の申し込みは: http://www.egroups.co.jp/group/TUP-Bulletin
*問い合わせが膨大な数になっています。ご返事が書けない場合がありますので、
ご容赦ください。
|
|
|