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No.
投稿者:  Schu Sugawara <schu@i...>
Date:  2003年9月13日(土) 午後2時56分
タイトル:  TUP速報172号 03年9月13日 米軍大佐の証言



////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
 これは「U.S. Colonel Admits 500 Tons of D.U. Were Used in Iraq」
By Jay Shaft Coalition For Free Thought In Media 5 May 2003
http://www.scoop.co.nz/mason/stories/HL0305/S00050.htm
 と
「U.S. Colonel/ I wrote the article, enough slander!」
du-watch DEPLETED URANIUM WATCH - Information and analysis about US/NATO
use of Depleted Uranium
http://groups.yahoo.com/group/du-watch/message/1854
 の二つの文書の訳文です。

 一つ目は、ジェイ・シャフトさん(メディアにおける自由思考のための連合)の
「500トンの劣化ウランがイラクで使われたと米軍大佐が認める」という記事で、
ニュージーランドの独立系のインターネット・ニュースに掲載されたものです。
 二つ目は、ジェイ・シャフトさんが公表したことで、この記事について交わされ
た激しい議論を受けて、米国のYahoo!の中の「du-watch」というメーリング・リス
ト上で、記事を紹介するに当たっての意味や決意を語った部分を紹介したものです。
 これらは大阪に本拠を置く市民運動「アメリカの戦争拡大と日本の有事法制に反
対する署名事務局」の吉田正弘さんが翻訳し、同事務局発行のメーリングリストと
ホームページに公表されました。(メーリングリスト配信は5月23日)
 今回のものは私やTUPスタッフの翻訳ではありません。他のサイトにすでに公
表されている翻訳文を配信するのはきわめて例外的なことなのですが、劣化ウラン
の使用について現役の米軍士官が語った例はこれまでにほとんど無く、インター
ネット上に公表されているとはいえ、一般に比較的知られていない(少なくてもこ
れを取り上げた報道は無い)ということと、TUPの主旨にきわめて合致している
重要な記事なので、TUP速報で配信することにしました。
 あらかじめ吉田さんには転載の許諾を得ており、また吉田さんもジェイ・シャフ
トさんに翻訳と掲載の許可を得ていることを付記しておきます。
 
 この記事の日本語版オリジナル文書が掲載されているのは
http://www.jca.apc.org/stopUSwar/DU/no_du_report1.htm
のサイトです。ここは「アメリカの戦争拡大と日本の有事法制に反対する署名運動」
のHPです。トップページは http://www.jca.apc.org/stopUSwar/ です。
 劣化ウランに限らず、アフガニスタン・イラク戦争全体の情報が豊富ですので、
訪れてみてください。

             山崎 久隆(劣化ウラン研究会/TUP速報メンバー)
----------------------------------------------------------------
500トンの劣化ウラン(DU)がイラクで使われたと米軍大佐が認める

by ジェイ・シャフト(J.S.)
「メディアにおける自由思考のための連合」
(Coalition For Free Thought In Media)」
2003.5.5
----------------------------------------------------------------

 3回にわたるインタビューで、米軍特殊作戦司令部のある一人の大佐(a U.S.
Special Operations Command Colonel)が、米国と英国はイラクに500トンの劣
化ウラン弾を撃ち込んだと認めました。

 彼はまた、BLU-113 貫通体をもつ 5000 ポンドの GBU-28 バンカーバス
ター爆弾は弾頭に劣化ウランが含まれていると私に教えてくれました。今まで、私
の知る限りでは、GBU-28 の弾頭をつくるために使用される素材は、秘密のベー
ルで覆われたままでした。

 彼はまた、非公式にはペンタゴンは何年も前から劣化ウランの健康への危険を認
識していた、ということを認めました。

 彼は、明らかに明白な安全上の理由で、また価値ある情報源を維持するためにも、
名前を伏せたままにするように求めました。(私は、彼を情報源としてキープして
おくために、彼の身元を用心して守るつもりであるということをお断りしておきま
す。)

 私は、彼の身元を確認し、彼の情報が大部分正確だということを確認しました。
いくつかの事柄は、ある種の武器が極秘分類になっているために確認できませんで
した。

 次に示したのは、私が彼に行なった質疑の写しです。彼のことは、U.S.C.と表
記します。

J.S.(ジェイ・シャフト): 私は、あなたが米軍の大佐だと理解していますが、
それでよろしいのでしょうか?

U.S.C.: その通りだ。私は、中央司令部付属の米軍特殊作戦司令部に勤務して
いる。私の仕事は、標的の座標をプロットし、その標的を破壊する最善の方法は何
かを決定することだ。
 私には、私の自由になる大きなアナリストのネットワークがあって、それでそれ
ぞれの標的を分析して、どんな武器がそれを最もよく破壊するかを明らかにするん
だ。

J.S. : あなたは、どれくらいの量の劣化ウラン(DU)がイラクで使用された
か、またどんなタイプの砲弾が使われたか、知っていますか?

U.S.C.: ああ、私は、少なくとも500トンの劣化ウラン弾が連合軍によって
使用されたのを知っている。また、多くの都市が劣化ウラン弾でひどく攻撃された
ことも知っている。

J.S. : 500トンだって? 本当に確かなんですか?

U.S.C.: ああ、たいがい間違いないよ、そのことについては。私が知っている
のは500トンを少し上回ったぐらいだったということだが、そうしたかったら最
も近い百の位に切り上げてもいい。(くすくす笑い)

J.S. : 都市については? あなたがたは、よく考えた上で都市に劣化ウランを
使ったんですか?

J.S.C.: はっきり言おう、我々は、都市や人口密集地で劣化ウランを使うこと
を避けるようなことは、何ひとつしなかった。私は、わかっていて劣化ウランバン
カーバスターをいくつも選択した。高い貫通力をもっているからね。私は、いくつ
もの標的に、もっぱら劣化ウラン兵器を使った。それらの標的に最大限の打撃を与
えるのを確かなものにするためにね。誰だって、標的を中途半端に破壊したくはな
いだろう、最大限の打撃を与えたいだろう。

J.S. : ちょっと待って。私は、バンカーバスターが劣化ウランだということは
知らなかった。あなたはどうしてそれを知っているんですか?
 私は、それが本当かどうか確かめなければいけない。

J.S.C.: そうだ、バンカーバスターの詳細はトップシークレットだった。まあ、
がんばって確かめてもらえばいい。あなたの質問に答えるために、一つ質問をしよ
う。
バンカーバスターが、鉄で強化されたバンカーをどうして貫通できると思うかね。
弾頭の中に劣化ウランがなければ、地下にある標的を貫通することなどできないだ
ろう。

J.S. : なるほど、要点はよくわかりました。では、どのバンカーバスターに劣
化ウラン弾頭があるのか教えてくれませんか?

U.S.C.: うーん...(長い休止)。一つについては教えようと思うが、そこ
までだ。BLU-113 貫通体をもつ 5000 ポンドの GBU-28(誘導爆弾ユニット)
は、劣化ウラン弾頭を装着して投下することができる。劣化ウラン弾頭だけではな
く、在来型の非劣化ウラン弾頭とともに使われる。
 もしテレビを見ていて爆弾が命中するのを見たとすれば、それが劣化ウランかど
うかを見分ける簡単な方法がある。
 爆発したところの大気中で2次的な小さな白い炎が燃えているのが見えたら、そ
れは劣化ウランが燃えているんだ。劣化ウランは白っぽいオレンジ色の炎を上げて
燃える。ほとんど花火が燃えているみたいに見える。

J.S. : 他にどんなバンカーバスターが劣化ウラン弾頭を使っているんですか?

U.S.C.: それに答えようとは思わないね。もうたくさんしゃべり過ぎたぐらい
だ。
次の質問は!

J.S. : 500トンの劣化ウランに戻りますが、国防総省/ペンタゴンは、故意
に民間エリアをターゲットにしたんですか?
 それから、もしそうだとしたら何故でしょうか?

U.S.C.: それはもう既に答えた。しかし、これは言っておこう、ほとんどの主
要都市とその周辺にはイラクの装甲車輛がたくさんあったんだ。我々の方の戦車や
車輛は、敵の車輛を破壊するために劣化ウラン貫通砲弾を使う。我々にわかってい
ることは、バグダッドとその周辺で100トン以上の劣化ウラン砲弾が使われたと
いうことだ。しかし北部の諸都市やバスラあたりでは、もっと大きな戦闘が行なわ
れた。我々は、イラクで20,000台以上のいろんなタイプの車輛を破壊した。そ
してバグダッドの繁華街の建物を砲撃しさえした。劣化ウランでね。

J.S. : ペンタゴンは、そういうことが起こっていたということを知っていたん
でしょ? 何故それを止めようとしなかったんですか? だって、劣化ウランの健
康への危険からしても、我々がイラクを解放しているんだということからしても、
そうでしょう?

U.S.C.: イラクにある軍用車輛を一つ残らず完全に破壊したかったんだ。我々
の車輛が、もうダメになっている車輛や既に砲撃を受けた車輛にまでさらに砲撃を
加えているのをあなたたちが見たのは、そのためだよ。私は、20以上も穴があい
た車輛の写真をたくさん見たよ。その目的は、どんな戦闘部隊がどうやったってそ
の車輛を使うことはおよそできないというように、確実にそうすることだった。
我々は、イラク軍を殱滅して二度と戦うことができないように確実にしたかったん
だ。その目的は十分に達成したと思うよ。我々が望んでいた以上だった、あれほど
短い時間でね。
 これには莫大な量の砲弾が必要だった。大部分は劣化ウランを先端に付けた 25mm、
30mm、125mm(訳注;実際には120mm)の貫通砲弾だ。

J.S. : 劣化ウランに関係した健康への危険についてはどうなんですか? ある
いは、あなたは健康への危険があることを否定しますか?

U.S.C.: 私に健康への危険について言明させるつもりなのか、え?

J.S. : もしあなたにそのつもりがあるのなら、ペンタゴン内での劣化ウランに
ついての隠された見解がどういうものか、私は確かめたい。

U.S.C.: うーん...(長い休止、それに続いてひどい罰当たりな言葉)..。
 よし、わかった。あんたに汚いものをあげよう、それをあんたが捜し求めている
というなら。ペンタゴンは劣化ウランに関係した健康への大きな危険があることを
知っているよ。我々自身のテスト射爆場をモニターして、いろんな施設をつくった
ころから知っているよ。
 イラクには高度汚染地域と指定された場所があった。我々が現地に軍部隊を配置
する以前にだよ。バスラ、ジャリバー、タリルの周辺地域、南部砂漠の大部分、そ
の他さまざまなホットスポットが、戦争前に、汚染地域と指定されていたんだ。ク
ウェート国境沿いの南部砂漠地域の中には、綿密な調査とテストで、特に放射性が
強いエリアがあった。
 サウジアラビアにある我々のテスト射爆場のひとつは、正常な自然の放射線レベ
ルの1000倍以上を示しているんだ。我々は、米国内にも極度に汚染されている
射爆場をもっている。そこは地獄だよ、80年代以来ずっとね。だが公にはいまだ
かつて何も言われたことがない。「尋ねるな、教えるな」は、同性愛だけじゃなく
て、このことにも当てはまるんだ、とても重くね。
 これまでに一度、劣化ウラン砲弾にさらされる兵士はMOP(化学保護服)をフル
装備すべきだという説が展開されたのを知っている。だけど、それは実際的でない
ということで、二度とオープンに議論されることはなかった。

J.S. : ということは、ペンタゴンは劣化ウランが有害だということを知ってい
るという話しは、真実なんですね?

U.S.C.: そうだ。80年代に現役だったハイレベルの指揮官の大部分がそれに
ついて知っているということは疑いない。

J.S. : それじゃ、あなたは、自分の部下を劣化ウランにさらしたという事実を
どう感じていますか?

U.S.C.: くっそぉー!! 私の仕事について、あんたに何がわかるというんだ?
 私は、与えられた標的を破壊するためにしなければならないことをしたまでだ。
劣化ウランを使う必要があれば、標的分析レポートにそう書いた。私は実際に自分
で砲弾を発射するわけじゃない、遠く離れたオフィスで仕事しているんだ。

J.S. : ということは、あなたは劣化ウランにさらされることを決して心配する
必要がない、そうでしょう? とても勇敢なことで。

U.S.C.: (たくさんの罰当たりな言葉。)このインタビューはこれでおしまい
だ。(さらに罰当たりな言葉。続いて電話をたたきつける音。)



 私は、3回目のインタビューを最後までやりとげることは全くできませんでした
が、この大佐から得たことはとても強烈で印象的なものでした。

 彼が自分でも認めているように、劣化ウランの危険性がわかっていて、イラクの
主要都市でそれが使われたのです。私たちの自国軍部隊は、高度に汚染された地域
にさらされ続けています。何の警告もなしに、また兵士たちを防護する試みもなし
に。

 数百トンの劣化ウランが主要な人口密集地に使用されました。イラクのすべての
軍事車輛と軍事施設を完全に破壊するようにという命令に軍部隊が従うことによっ
て。
これは、高度に人口が密集した地域で劣化ウランが使用された最初です。

 国全体が再び汚染されました。そこで生きていく未来の世代のことを全く考慮す
ることなしに。チグリス川は、その地域で栽培されるすべての農作物を灌漑してい
ます。
そして大部分の家畜は、この川から引かれた水とこの川で灌漑された農作物で育て
られます。

 さらにどれだけの数の赤ん坊が、異常出産で生まれてくるのでしょうか? さら
にどれだけ多くの子どもたちが、生産的な生活を送ることができる年齢になる前に、
癌になり死んでいくのでしょうか?

 何千人もの人々が、最初の湾岸戦争で使用された劣化ウランによって影響を受け
ています。イラクでの癌の発生率に関する数値は、湾岸戦争以来、癌とそれに関連
した疾病が300〜500%増加したことを示しました。今度は、主要な人口密集
地域が高度に汚染されました。イラクの人々の将来の健康に対する何の考慮もなし
に。

 私たちは、この行為の代償がどんなものになるかを確かめるには、ただ待つしか
ありません。それは、きっと非常に高いものにつくでしょう。そして、おびただし
い数のさらなる苦しみと死を、結果としてもたらすでしょう。


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米軍大佐の件/私がその記事を書き、たっぷり誹謗中傷を受け取った!

2003.5.10ジェイ・シャフト CFTM編集者
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 今では、たぶん我々はこの記事について議論することができるでしょう、実際公
表されたのだから。私がこの記事の筆者です。私が米軍大佐のインタビューをしま
した。
それ以来ずっと、私は敵意あるメールを投げつけられてきました。

 このインタビューをしてから、私は数人の他の高官とも話しましたが、彼らも劣
化ウラン(DU)がバンカーバスターの弾頭に使われていることを確認しました。
私はこの記事を公表することで大きなリスクを負い、そのために悩まされています。
私は、このインタビューをしたときには、このことから始まるであろうクソミソな
事態を理解していませんでした。

 正直なところ、私は劣化ウランについてインタビューしようとしていたのではあ
りません。民間人の犠牲者についてインタビューをしていて、その最初のインタ
ビューの後に劣化ウランの話題が出てきたのです。最後のインタビューをするのに
1時間以上かかりました。でも私はそれを使う予定ではありませんでした。私がこ
れを公表しようと確信したのは、多くのジャーナリストがこれを使う勇気をもたな
かったためです。

 私は、バンカーバスターが目標に当たっているビデオを見ました。あなたがたも
バグダッドでのいくつもの爆撃の後で焼夷性の火災が見えたでしょう。私は、劣化
ウランが目標に命中したときに見えるような、ちょうどそんな燃え方をしているの
を見ました。
私はそれを最初の湾岸戦争のときに見ましたから、どんなふうに見えるかわかって
います。

 もしも私のインタビューに関して何か問題がある人がいるなら、私に言ってくだ
さい。私は、いわゆる「専門家たち」によって大声でわめきまくられましたが、し
かし、D.I.Sによって公表しないようにと警告された後、これを公表することに
しました。

 劣化ウランを禁止しようという目標を、私が台無しにしているという敵意ある
メールを受け取るのには、飽き飽きしています。私は、このことが、ペンタゴンと
政府以外のだれかの目論みにどのような打撃を与えるのか、全くわかりません。

 議論は怒れるままにしておきましょう。私は、できうる限り自分自身を擁護して
主張するつもりです。

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翻訳:アメリカの戦争拡大と日本の有事法制に反対する署名事務局 吉田正弘
事務局ホームページ http://www.jca.apc.org/stopUSwar/
吉田eメールアドレス masayo@s...
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03/9/12(Fri) 08:11pm SDI00872@n... Yamasaki Hisataka

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TUP速報
菅原 秀 Schu Sugawara
電子メール: TUP-Bulletin-owner@e...
TUP速報の申し込みは: http://www.egroups.co.jp/group/TUP-Bulletin
*問い合わせが膨大な数になっています。ご返事が書けない場合がありますので、
 ご容赦ください。





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